その数字に驚いた
Sleep誌のデータによると、30〜40代の働く男性の約35%が「夜中に目が覚める」中途覚醒を経験しているらしい。
3人に1人以上。思ったよりずっと多くて、正直びっくりした。
そして僕もその一人だった。アメリカに来てから、夜中の3時か4時に必ず目が覚める。天井を見つめながら朝を待つ。そんな夜が何ヶ月も続いた。
眠れない夜の正体
最初は「ストレスだろう」で片付けていた。環境も変わったし、仕事のプレッシャーもある。それだけだと思っていた。
でも調べていくうちに、中途覚醒には明確な「原因」があるとわかってきた。気持ちの問題じゃなく、体の中で起きている生理的な話として。
中途覚醒は、「意志が弱い」せいじゃない。体が何かを訴えているサインだ。
研究が示す3つの原因
研究データをもとに、主な原因を3つ挙げる。
①血糖値の乱高下
Journal of Clinical Sleep Medicineの研究によると、睡眠中の血糖値の急激な低下が中途覚醒と強く関連している。
仕組みはシンプルで、血糖が下がると体は「緊急事態だ」と判断してコルチゾール(ストレスホルモン)を放出する。それで目が覚める。
お酒を飲んで寝ると夜中に目が覚める、というのもこれが一因だ。アルコールは血糖値を乱す。
HIRO
僕もアメリカに来てから夕食後にビールを飲む習慣がついていました。これが覚醒の一因だったと気づいたときは、正直ショックでした。
②コルチゾールの異常な早朝分泌
本来コルチゾールは朝6〜8時頃に分泌が高まり、体を目覚めさせる。でもストレスが慢性化すると、このリズムが崩れる。
スタンフォード大学睡眠研究センターの報告では、慢性的なストレス下にある人は深夜3〜5時頃にコルチゾールが早期上昇しやすいとされている。
「夜中の3〜5時に目が覚める」のは、まさにこれが起きているサインかもしれない。僕がそのパターンだった。
夜中に目が覚めて、
また3時だ、と思いながら天井を見て、
何ヶ月もそれが続いた。
③マグネシウム不足
PubMedに掲載された複数の研究で、マグネシウムが睡眠の質と深く関わっていることが示されている。
マグネシウムは神経の興奮を抑えて体をリラックスさせる。不足すると神経が過敏になり、ちょっとした刺激で目が覚めやすくなる。
日本人の平均的な食生活では、このマグネシウムが慢性的に不足しがちだ。栄養の観点から見ると、見落とされやすいけれど無視できないポイントだと思う。
データを見て動いた
アメリカで精密栄養学(血液検査や食事記録をもとに、自分の体に何が足りないかを特定するアプローチ)を学ぶ機会があって、自分の体を調べてみた。
案の定、マグネシウムが低い。血糖の波も安定していなかった。コルチゾールの日内リズムも乱れていた。
「なんとなく眠れない」じゃなく、理由が数字で見えた瞬間だった。
食事と栄養を整えて、運動も続けた。すると少しずつ、夜中に目が覚める頻度が減り始めた。
ある朝、HRVの数値を見たとき。
20台だったのが、60を超えていた。
「あ、変わった」と思った。
HIRO
HRVは心拍変動のことで、自律神経の回復度合いを示す指標です。数値が高いほど体が回復できている証拠。あの朝の数字は今でも覚えています。
今日からできること
難しいことは要らない。まず試してほしいのは3つだけ。
夜のお酒を一度やめてみる。血糖の乱高下を防ぐ、一番手軽な方法だ。
寝る前に小さなたんぱく質を補う。ナッツ少量でも、チーズ一口でもいい。血糖の急落を防いでくれる。
マグネシウムを意識して摂る。ほうれん草・アーモンド・豆腐あたりが手軽だ。サプリで補うのも一つの手。
“`html睡眠の質を高めたい方には、Double Wood Supplementsのグリシン酸マグネシウムがおすすめです。Double Wood Supplementsはアメリカで人気の高いサプリブランドで、全製品がサードパーティによる品質検査済みとなっています。グリシン酸マグネシウムは酸化マグネシウムと比べて吸収率が圧倒的に高いため、より効率的にマグネシウムを摂取できます。
“`科学と体験、両方から言える
中途覚醒は「仕方ない」じゃない。原因があって、対処できる。
研究データはそう言っているし、僕自身の体もそれを証明してくれた。
眠れない夜には、必ず理由がある。理由がわかれば、変えられる。
気合いじゃなく、仕組みで解決する。エンジニアっぽいやり方かもしれないけど、それが一番確実だと思っている。
同じ悩みを抱えているあなたへ
夜中に目が覚めて、また眠れなくて、朝から疲れたまま一日が始まる。その消耗感は、僕にはよくわかる。同じところを何年も通ってきたから。
一人で抱え込まないでほしい。食事・生活習慣・睡眠の取り方を一緒に整理して、あなたに合った改善の糸口を一緒に探したいと思っている。



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