不眠症は何科に行けばいい?3つの選択肢と、僕が遠回りした話

睡眠改善

9割が迷ってる

「眠れない。でも何科に行けばいいかわからない。」

これ、かなり多くの人が抱えている悩みです。

Sleep誌の調査によると、慢性的な不眠を抱えながらも医療機関を受診しない人は全体の約60〜70%にのぼると言われています。

「大げさかな」「どうせ睡眠薬しか出ないんでしょ」と思って、一人で抱え込んでいる人が本当に多い。

僕もそのうちの一人でした。

不眠症のメカニズムと、どの科に行くべきか? ▶ 不眠の主な原因 精神的 ストレス・不安 生活習慣の 乱れ・スマホ 身体的な 病気・痛み 薬・カフェイン アルコール 環境の変化 騒音・光 慢性的な不眠症 寝つけない・途中で目が覚める・熟眠感なし ▶ 受診先の3つの選択肢(どこへ行く?) ① 内科・かかりつけ医 まず相談しやすい入口 睡眠薬の処方も可能 ※原因が複雑なら紹介状を 👉 まず迷ったらここ ② 心療内科・精神科 不安・うつが絡む不眠に 認知行動療法(CBT-I)も ※受診ハードルを感じやすい 👉 僕が遠回りした選択肢 ③ 睡眠外来・専門医 睡眠専門の検査・診断 睡眠時無呼吸症にも対応 ※数が少なく予約が必要 👉 根本解決を目指すなら 悩んだら「まず内科」→必要に応じて専門医へ。早めの受診が大切です。

僕が迷いに迷った夜

アメリカに赴任してしばらく経った頃のことです。

夜中の3時に目が覚める。

窓の外はまだ暗い。

そこから5時まで、天井を見つめているだけ。

これが毎晩続きました。正直しんどかった。

「病院に行こう」とは思うんだけど、アメリカだし、言葉の壁もあるし。日本に一時帰国したときも、結局「何科に行くのか」がわからなくて、足が止まっていました。

「不眠」って、病気なのか、自分の弱さなのか、よくわからなくなっていたんです。

HIRO

HIRO

「何科に行けばいいかわからない」って、実は受診を諦める一番多い理由なんです。迷ってること自体、全然おかしくないですよ。

結論から言います

不眠症で受診するなら、主に3つの選択肢があります。

精神科・心療内科不眠の背景にストレスや不安、軽うつがある場合はここ。不眠症の専門的な治療を受けられます。「精神科」というと身構える人も多いですが、睡眠外来として入り口を作っているクリニックも増えています。

睡眠外来・睡眠専門クリニック:不眠症に特化した専門医がいます。CBT-I(認知行動療法、つまり薬に頼らず考え方や行動パターンを変える治療法)を提供しているところもあります。

内科・かかりつけ医:まず相談してみるだけなら、かかりつけの内科でもOK。必要に応じて専門科へ紹介してもらえます。

迷ったら、まずかかりつけ医か睡眠外来に連絡してみてください。

薬だけじゃないという話

「病院に行っても睡眠薬を出されるだけでしょ」という声、よく聞きます。

でもそれ、半分は古い情報です。

Journal of Clinical Sleep Medicineのデータでは、CBT-I(認知行動療法)は薬物療法と同等以上の効果があり、長期的には再発率も低いと報告されています。

薬を使わずに不眠を根本から改善できる治療法が、今はちゃんとあるんです。

薬への抵抗感だけで受診を諦めるのは、本当にもったいない。

僕が変えたこと

病院に行くことと並行して、僕が取り組んだのは「生活の中の根っこ」を変えることでした。

アメリカで精密栄養学(血液検査や食事記録をもとに、自分の体に足りない栄養素を特定して補う考え方)に出会ったのが転機でした。

血液検査を見てみると、マグネシウムとビタミンDが明らかに足りていなかった。

そこを補うだけで、夜中に目が覚める頻度がガクッと減った。

HRVが20から60前後に改善したとき、本当に信じられませんでした。

(HRVとは心拍変動のこと。自律神経の回復度合いを示す数値で、高いほど体がしっかり休めている証拠です)

病院に行くことと、生活を整えること。この両輪が揃って、やっと眠れるようになりました。

HIRO

HIRO

僕の場合、薬より先に栄養の偏りを直したことが大きかったです。でも人によって原因は違うので、まず受診して自分の状態を知ることが一番の近道だと思います。

データが示すこと

ハーバード医科大学の研究では、慢性不眠症(3ヶ月以上続く不眠)を放置すると、心疾患・糖尿病・うつ病のリスクが有意に上昇することが報告されています。

また、NSF(全米睡眠財団)のデータでは、不眠を放置している人の仕事のパフォーマンス低下は、飲酒状態に近いレベルと示されています。

眠れない状態を「気合いで乗り越えよう」とするのは、体にとっても仕事にとっても、消耗戦でしかないんです。

僕もずっとそれをやっていました。昼休みに車の中で仮眠を取りながら、なんとかごまかし続けていた時期が何年もありました。

あの時間、もっと早く動いていればよかったと、今は思っています。

今日できること

受診に迷っているなら、まずかかりつけ医か睡眠外来に電話一本入れるだけでいい。

「最近眠れていない」それだけ伝えれば、あとは向こうが導いてくれます。

それと並行して、食事・栄養・生活習慣を見直すこと。これは病院と矛盾しません。むしろ相乗効果があります。

何科に行くかより、「今日一歩動くかどうか」の方がずっと大事です。

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同じ悩みを抱えているあなたへ

夜中に目が覚めて、天井を見つめていたあの感覚。僕には今もはっきり残っています。だから、今それを経験しているあなたの気持ちは、本当によくわかります。

病院の選び方から、食事・生活習慣の整え方まで、一緒に考えることができます。気合いや根性ではなく、続けられる形で。

よかったら、一度話しかけてみてください。
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