また、3時に目が覚めた
目が覚めると、時計は3時17分。
また、か。
アメリカに赴任してから、こんな夜が何ヶ月も続いていました。天井を見つめて、頭の中でぐるぐると仕事のことを考えて。気づいたら5時。そのまま朝を迎える。
夜中に目が覚めてしまう、いわゆる「中途覚醒」。同じ経験をしている人、少なくないと思います。
睡眠薬、飲んでみた
あまりに辛くて、現地のクリニックで相談しました。 出てきたのは睡眠薬の処方箋。
「これで眠れます」と言われて、正直ほっとしたんですよね。やっと眠れると思って。
最初の数日は、確かによく眠れました。
でも、朝起きたら頭がぼーっとしている。
仕事でミスが増えた気がした。飲まない日は、前より眠れなくなった気さえしました。
これ、根本的な解決になってないんじゃないか。そう気づいたのは、飲み始めてから2週間後のことでした。
HIRO
睡眠薬を否定したいわけじゃないんです。でも当時の僕は「なぜ眠れないのか」を全く見ていませんでした。そこが問題でした。
なぜ夜中に目が覚めるのか
少しだけ、仕組みの話をさせてください。 難しくないので、もう少し付き合ってもらえると嬉しいです。
夜中に目が覚める原因のひとつに、「コルチゾール」というホルモンの乱れがあります。コルチゾールは朝に上昇して体を目覚めさせるホルモンなんですが、ストレスが続くとこれが深夜に誤作動を起こす。だから3時〜5時に目が覚めるんです。
Journal of Clinical Sleep Medicineのデータによると、慢性的なストレス下にある人は深夜のコルチゾール値が有意に高く、中途覚醒のリスクが3倍以上になるとされています。
もうひとつ。マグネシウムの不足も関係していました。マグネシウムは神経を落ち着かせる働きがあるミネラルで、不足すると睡眠が浅くなりやすい。現代人の多くが足りていないとも言われています。
Nutrients誌の研究でも、マグネシウムを補給したグループは中途覚醒の回数が有意に減少したという報告があります。
睡眠薬は「眠らせる」薬。でも眠れない「原因」には触れていない。
僕が実際にやったこと
アメリカで精密栄養学(血液検査や食事記録をもとに、自分の体に何が足りないかを特定して補う考え方)に触れてから、少しずつ自分の体を調べ直しました。
やったことを正直に書きます。
① 血液検査でマグネシウム・ビタミンDを確認した
案の定、両方とも基準値ギリギリ。まずここを補いました。
② 寝る90分前にマグネシウムのサプリを飲み始めた
最初は「サプリなんかで変わるか」と半信半疑でしたが、1週間ほどで目覚める回数が減った。正直、驚きました。
睡眠の質を高めたい方には、Double Wood Supplementsのグリシン酸マグネシウムがおすすめです。Double Wood Supplementsはアメリカで信頼の厚いサプリメントブランドで、すべての製品がサードパーティによる品質検査を受けています。グリシン酸マグネシウムは酸化マグネシウムと比べて吸収率が圧倒的に高いため、より効率的に睡眠サポート効果を期待できます。
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③ 夜のカフェインを完全にやめた
午後2時以降はコーヒーを飲まない、それだけです。地味だけど、これが効いた。
④ 就寝前30分はスマホを見ない
「わかってるよ」って感じですよね。でも本当にやってなかった。これを徹底したら、寝付きが明らかに変わりました。
⑤ 朝に15分、外を歩くようにした
朝日を浴びることで、体内時計がリセットされます。スタンフォード大学の睡眠研究センターでも、朝の光が睡眠リズムの安定に直結するとされています。
HIRO
全部一気にやる必要はないですよ。僕は①と②から始めました。小さく試して、体感が変わると自信がつきます。
HRVが20から60へ
2ヶ月後。
HRV(心拍変動、自律神経の回復力を示す指標)が20前後だったのが、60近くまで上がっていました。
夜中の3時に目が覚めなくなっていた。
信じられなかったです、正直。睡眠薬なしで、ここまで変わるとは思っていなかった。
もちろん睡眠薬が必要な人もいます。そこは否定しない。でも「なぜ眠れないのか」を見ずに薬だけに頼るのは、僕にとっては答えじゃなかった。
あの頃の自分へ
3時に目が覚めて、天井を見つめていたあの頃の自分に言いたいことがあります。
「睡眠薬を飲む前に、自分の体が何を求めているか、一度だけ調べてみてほしい。」
眠れない夜が続くと、何もかもしんどくなる。仕事のパフォーマンスも落ちる。家族に笑顔を見せる余裕もなくなる。 僕はそれを、嫌というほど経験しました。
でも、変われました。 あなたも絶対に変われます。僕が変われたんだから、間違いない。
眠れない原因は、あなたの体が出しているサインかもしれません。
同じ悩みを抱えているあなたへ
夜中に目が覚める、朝がしんどい、薬に頼るしかないのかな…そんな気持ち、痛いほどわかります。僕もずっとそこにいました。
一人で抱え込まないでください。食事・生活習慣・睡眠の取り方を一緒に整理していきましょう。気合いや根性じゃなく、あなたの体に合った方法で。



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